2020-2021ベルギープロリーグD1A 第11節順延分 ムスクロン – シント・トロイデン / 最下位ムスクロンに競り負けたSTVV、マスカット監督解任へ

ムスクロン 3-2 シント・トロイデン

ゴール
18’ マルコ・バキッチ(ムスクロン) 1-0
53′ ヌーノ・ダ・コスタ(ムスクロン) 2-0
63′ 鈴木優磨[PK](シント・トロイデン) 2-1
81′ イマド・ファライ(ムスクロン) 3-1
90′ 中村敬斗(シント・トロイデン) 3-1

※ハイライトはダゾーンで公開されています。

前節は終了間際のFKでワースラント・ベフェレンから勝利をのがしたシント・トロイデンは、前節にクルブ・ブルッヘ相手に無失点で凌ぎ切り、復調の兆しが見えてきている最下位ムスクロンとの対戦。

試合は、序盤からシント・トロイデンが攻めて、ムスクロンが堅守速攻からチャンスを伺う展開。序盤から左SBのカカーチェのクロスを中心にシント・トロイデンが攻撃的に先制点を伺うが、ムスクロンの統率した守備に防がれてゴールならず。逆に18分にバイタルエリアからモンテネグロ代表MFマルコ・バキッチのミドルシュートを食らい、シント・トロイデンは先制点を許した。その後もシント・トロイデンはムスクロン相手に一方的に攻めるもののゴールならず、前半を1-0のムスクロンリードで折り返した。

後半に入ってもシント・トロイデンが攻め込む展開だったが、53分にシント・トロイデンの守備の連携の乱れを突き、カーボヴェルデ代表FWヌーノ・ダ・コスタがミドルシュートを決めて追加点。シント・トロイデンはダーキンを下げて、ここ数試合好調のナゾンを投入し、4-4-2の布陣で守り抜こうとするムスクロンに対して攻め込み、63分にはPKを獲得。これを鈴木優磨が決めて、1点差に詰め寄った。更にシント・トロイデンは、78分にコリーディオを下げて、中村敬斗が第2節以来、12試合ぶりに途中出場し、巻き返しに図った。

しかし、ムスクロンは79分にニョエレに代わり投入された、FWイマド・ファライが個人技からシュートを放ち、これをシュミット・ダニエルが弾ききれず、ゴールに吸い込まれ、ムスクロンが再び2点差に。その後、90分にシント・トロイデンが鈴木優磨の落としから、中村敬斗が移籍後初ゴールを決めるが、反撃はそこまで。試合は3-2でムスクロンが勝利し、ワースラント・ベフェレンを抜き、最下位を脱出した。

破れたシント・トロイデンは、試合後にケヴィン・マスカット監督の解任が発表される見込み。鈴木優磨とシュミット・ダニエルはフル出場。中村敬斗は79分からの出場。伊藤達哉と松原后はベンチ外だった。

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