【移籍市場最終日】シャルルロワのDFブシはパルマ移籍。ファン・クレームプット、テオドルチク、ベラヒノを獲得
10月5日で今秋の移籍マーケットが終了した。最終日にシャルルロワは右SBのマクシム・ブシをパルマへ、トーゴ代表FWダヴィド・エナンはフランスのグルーノーブルへ放出し、メヘレンの右SBユレス・ファン・クレームプット、イタリアのウディネーゼからポーランド代表FWウカシュ・テオドルチク、そしてズルテ・ワレヘムからブルンジ代表FWサイド・ベラヒノを獲得した。
不動の右SBのレギュラー、マクシム・ブシはパルマへ完全移籍。現在20歳のブシは、2018年夏にトップチームに昇格。昨シーズンからレギュラーとして活躍し、堅実な守備で21試合に出場。今シーズンも第7節までフル出場を続けていた。「Transfermarkt」によると移籍金は750万ユーロ。
トーゴ人のサイドアタッカーのFWダヴィド・エナンは、フランス・リーグドゥのグルノーブル・フットへ放出。今シーズンは2試合出場と出場機会に恵まれなかった。
マクシム・ブシを放出したシャルルロワは数時間後に、メヘレンの22歳の右SBユレス・ファンクレームプットを獲得。今シーズンはポジション争いでカボレに負けたが、豊富な運動量と正確なクロスを得意とするサイドバックとして、各年代別代表で活躍した。シャルルロワでは元代表のギヨーム・ジレとポジションを争うことになりそうだ。
そして、2016-2017シーズンのベルギーリーグ得点王で、現在はウディネーゼに所属している、ポーランド代表FWウカシュ・テオドルチクの獲得を発表。ウディネーゼでは2年間でゴール数がわずか1と不振に喘いでいたが、シャルルロワはベルギーでの実績を評価し、1年の期限付きでの獲得を発表。森岡亮太とは2年ぶりにチームメートとなり、ホットラインに期待がかかりそうだ。
最後に獲得したのは、ズルテ・ワレヘムに所属している、ブルンジ代表のサイド・ベラヒノ。ウェストブロムウィッチ、ストーク・シティでプレーし、かつてはイングランド代表を期待されていたが、問題行動を繰り返したため評価は急落。昨シーズンはストークとの契約を解除し、ズルテ・ワレヘムでプレーしており、昨シーズンは18試合6ゴールを記録。今シーズンもズルテ・ワレヘムの主力として、全8試合出場2得点を挙げていた。
移籍マーケット最終日で、テオドルチク、ベラヒノと強力なアタッカーを獲得したシャルルロワ。得点力不足を解決し、優勝争いに食い込めるのか期待がかかる。
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