ヘンク、アンチ仏語圏チャントで罰金

2020-05-15

13日にベルギースポーツ仲裁裁判所は、昨年10月19日のスタンダール・リエージュ戦で一部サポーターがアンチワロン地方(仏語圏)のチャントを歌ったヘンクに対して、1000ユーロ(約11万円)の罰金を科した。

La CBAS inflige une amende avec sursis à Genk pour des chants anti-wallons face au Standard
https://plus.lesoir.be/300747/article/2020-05-13/la-cbas-inflige-une-amende-avec-sursis-genk-pour-des-chants-anti-wallons-face-au

ベルギーでは1839年にネーデルラント連邦共和国からの独立以来、北部のオランダ語圏、南部のフランス語圏で深刻な政治的・文化的対立を抱えている。2007年、2011年には政権が発足されず、政治空白にもなった。南北関係は非常にデリゲートであり、国内スポーツでは多様性の観点から分断を煽るチャントを禁じられている。

今年1月3日に、一度は罰金を課さないことが決定していたが、連邦検察官のクリス・ワグネル氏が、罰金2500ユーロを求めていた。

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