2019-2020ベルギーリーグプレビュー Vol.3 スポルティング・シャルルロワ

2019-09-27

2019-2020シーズンのベルギーリーグのチーム紹介。今回は森岡亮太が所属する「ゼブラス」ことスポルティング・シャルルロワです。

所属メンバー

GK

1 ニコラ・ペヌトゥー フランス 1981.2.28(38歳)
14 ヨアヒム・イムブレヒト スウェーデン 200110.9(17歳)
35 パルフェ・マンダンダ DRコンゴ 1989.10.10(29歳)
40 レミ・デシャン フランス 1996.6.25(23歳)

DF

4 マクシム・ブシ ベルギー 1999.10.24(19歳)
5 モドゥ・ディアニュ セネガル 1994.1.3(25歳)
6 ジョイコ・ザイコフ マケドニア 1995.2.10(24歳)
17 ステルゴス・マリノス ギリシャ 1987.9.17(31歳)
23 スティーヴン・ヴィレムス フランス 1990.8.31(29歳)
24 ドリアン・デソレイユ ベルギー 1992.8.7(27歳)
25 ヌリオ・フォルトゥナ ポルトガル 1995.3.24(24歳)

MF

13 クリストフ・ディアンディ セネガル 1990.11.25(28歳)
19 マリク・ケイタ ギニア 2001.5.25(18歳)
21 エネス・サグリク ベルギー 1991.7.8(28歳)
22 ガエタン・ヘンドリクス ベルギー 1995.3.30(24歳)
26 マルコ・イライマハリトラ マダガスカル 1995.7.26(24歳)
44 森岡亮太 日本 1991.4.12(28歳)

FW

7 ダヴィド・エナン ベルギー 1996.4.19(23歳)
8 アリ・ゴリザデ イラン 1996.3.10(22歳)
9 アダマ・ニアン マリ 1993.6.16(26歳)
16 シャマー・ニコルソン ジャマイカ 1997.3.16(22歳)
18 フランク・チャジュー イタリア 1999.7.28(20歳)
27 ママドゥ・ファル セネガル 1991.12.31(27歳)
28 ケン・エンクバ ベルギー 2002.1.21(17歳)
70 ユネス・デルフィ イラン 2000.10.2(18歳)
77 マッシモ・ブルーノ ベルギー 1993.9.17(25歳)
99 カーヴェ・レザイー イラン 1992.4.5(27歳)

監督

カリム・ベルホシン フランス/アルジェリア 1978.4.2(41歳)※新任

移籍

in

FW シャマー・ニコルソン(ドムジャレ/スロヴェニア)
GK レミ・デシャン(PSG/フランス)
DF モドゥ・ディアニュ(ナンシー/フランス)

ローン移籍

FW カーヴェ・レザイー(クルブ・ブルッヘ)
FW フランク・チャジュー(ACミラン/イタリア)

ローン→完全移籍

MF 森岡亮太(アンデルレヒト)

out

FW クリス・べディア(トロワ/フランス)
FW ダヴィ・ポレ(ガゼレク・アジャクシオ/フランス)
DF ドリアン・デルヴィテ(ドクサ・カトコピアス/キプロス)
FW アーノルド・ガリタ(ブローニュ/フランス)
GK イライアス・ムザ=セブタウイ(F91デュドランジュ/ルクセンブルク)
MF ロマン・グランジュ(シャトルー/フランス)
GK レミ・リウ(カーン/フランス)

FW ヴィクター・オシメーン(リール/フランス)
 ※ヴォルフスブルクから買取後、リールへ完全移籍

ローン移籍

FW ジェレミー・ペルべ(OHルーヴェン)
DF オミド・ノーラフカン(セパハン/イラン)
MF トマ・ウィルドメールシュ(フラン・ボワン)
MF ナタン・ロデ(タイタス・プタンジュ/ルクセンブルク)
GK ヴァランタン・ボーム(RWDM)

引退

DF ハビ・マルトス

惜しくもEL出場を逃したシャルルロワ

2016-2017から2シーズン連続でプレーオフ1進出を果たし、トップグループへの躍進を目指す「ワロンの雄」シャルルロワ。毎年のように主力選手を引き抜かれるのは、年間予算2000万ユーロに満たないクラブとしては宿命だが、地元出身の指揮官、フェリーチェ・マッズは試行錯誤を繰り返しながら上位へ導いていた。

2018-2019シーズンは、エースのカーヴェ・レザイーのクルブ・ブルッヘへ移籍、クリスティアン・ベナベンテの不調などで出遅れ、終盤戦に立て直すものの3年連続のプレーオフ1進出にはならなかった。しかし、プレーオフ2ではシント・トロイデンとのマッチレースを制し、グループリーグを通過。グループB勝者のコルトレイクに勝利。ヨーロッパリーグ出場権を賭けた試合では、惜しくもアントワープに破れたものの、プレーオフ2では確かな実力を証明することができた。

ゼブラスで復活した森岡亮太

2019年1月に入り、アンデルレヒトから日本代表MF森岡亮太がシャルルロワへ買取オプション付きで、シーズン終了まで期限付き移籍することになった。アンデルレヒトでは開幕から負傷の影響から、思うようにプレーができず、1月に就任したオランダ人のフレット・ルッテン監督からも信頼を得ることができなかったが、シャルルロワへ移籍してからはトップ下に固定され、本来の輝きを取り戻すことができた。

新シーズンになって、復活の手助けをしたフェリーチェ・マッズ監督はヘンクへ去るが、アンデルレヒトでコーチを務めていた、アルジェリア系フランス人のカリム・ベルホシン監督が就任。アンデルレヒトでは2度の代行監督を務め、12月就任時には森岡亮太をスタメンで起用していたこともあったのか、シャルルロワでも中心選手として信頼を寄せている。

センターフォワードのニコルソンの周りを衛星のように動き回り、パス、飛び出し、ミドルシュートと攻撃にアクセントを加える。窮屈そうにプレーしていたアンデルレヒト時代とは異なり、ラスト30m付近で違いを作るトップ下として、ワースラント・ベフェレンでブレークした当時のプレーが戻ってきている。ヴィッセル神戸では3列目で起用されたこともあった森岡だが、ベルギーではセカンドトップが定位置で、高速クロスに対し、自らヘッドでゴールを狙うシーンも珍しくない。

フォーメーション

ベルホシン新体制になってからは、フォーメーションは3-4-2-1から4-2-3-1に変更。昨シーズン20得点の絶対的エースのFWオシメーンはリールへ移籍したものの、後釜としてスロヴェニアのドムジャレから、ジャマイカ代表FWニコルソンを獲得。規格外の身体能力を誇り、森岡と相性が抜群だった前任者の後釜を担うのは、どのFWにとっても厳しい要求になるが、ニコルソンを始め、クルブから復帰したイラン代表FWレザイー、ミランからローン移籍のチャジューなど、新戦力の出来が成績に直結するだろう。

守備陣は、長年シャルルロワを支えてきたスペイン人DFマルトスが現役引退。フランス・リーグアン500試合以上出場を誇る、大ベテランGKペヌトゥーは契約延長、エアバトラーのDFデソレイユも残留し、守備陣は大きな変化はない。ただ、監督がベルホシンに交代し、やや攻撃的なサッカーにシフトしているため、カウンター対応では試される場面は増えるだろう。

注目選手

MF マルコ・イライマハリトラ

アフリカネーションズカップに初出場したマダガスカルの中心メンバーで、不動のセンターハーフとして、ベスト8進出に大きく貢献した。フィジカル、運動量共に優れ、強力なキック力からのミドルシュートを得意とする。フランスの育成の名門ソショー出身で、フランスの各年代別代表の経験がある。

FW シャマー・ニコルソン

スロヴェニアのドムジャレでプレーしていたジャマイカ代表のセンターフォワード。今年夏に行われた北中米カリブ海サッカー連盟主催のゴールドカップでは、2得点と結果を残している。シャルルロワでは20得点を挙げて、リールへのステップアップを果たしたFWオシメーンの後釜を担う。今季の鍵を大きく握るだろう。

FW アリ・ゴリザデ

イラン代表のサイドアタッカー。高速ドリブルを得意とし、サイドからの果敢な突破を図る。1年目となった昨シーズンでは、途中で負傷により戦線離脱するものの、22試合1得点とまずまずの成績を残している。ファル、エナン、ブルーノなど多彩なサイドアタッカーが揃うが、スピードで違いを見せたい。

DF ドリアン・デソレイユ

地元シャルルロワ出身の左利きのセンターバック。エアバトルを得意とする強靭な肉体を誇り、力強くクロスボールを跳ね返しし続ける。左利きの鋭いキックから攻撃の基点になることもあり、流れの中からミドルシュートを狙うことも。

GK ニコラ・ペヌトゥー

今年で38歳となった、フランス南部のコルシカ島出身の元U-21代表のGK。フランスリーグアンでは、バスティア、ヴァランシエンヌで活躍し、2014年からは国境を超えたシャルルロワでプレー。昨シーズン限りで契約が満了し、退団する予定だったが、契約を1年延長した。派手さはないが的確なポジショニングが冴える守護神はまだまだ健在だ。

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