メヘレン、ベルギーカップ制覇

日本は5月1日から新年号「令和」になりましたが、ベルギーでは国内カップ戦のクロッキーカップの決勝「ゲント-メヘレン」が行われました。

9年ぶりの決勝進出で4度目の優勝を狙うゲントと、2部ながら10年ぶりに決勝進出し、32年ぶり2回目の優勝を狙うメヘレンの試合です。

スターティングメンバー

ゲントのメンバーは、直近の試合のPO1第6節のゲンク戦からは、アンカーのエシティから、アタッカーのジョナサン・デイヴィッドを起用。得点力不足に悩まされるチームは、序盤戦にブレークしたデイヴィッドとクヴィリタイアの2トップ体制で挑んだ。

2部ながらベルギーカップ決勝に進出したメヘレン。昨シーズンまで長らく1部に定着したチームだったこともあり、メンバーの大半は元々1部でプレーしており、元ベルギー代表FWイゴール・デ・カマルゴを始めに、FWニコラス・ストルム、MFロブ・スホーフスといった年代別代表経験者、コロンビア代表招集経験があるヘルマン・メラなど在籍している。

ハイライト

サイドを制圧するゲントとカウンター狙いのメヘレン

試合は両サイドバックを高く上げて、横幅を使った攻撃で崩しにかかるゲントに対し、メヘレンは自陣ゴール前に4-4-2のブロックを作り、堅牢を築き上げた。

31分にゲントが、右サイドのスケのクロスから、波状攻撃を仕掛け、オジジャのミドルシュートがメヘレン守備陣に当たったこぼれ球を、左WGのジャン=リュック・ドンペが右足で押し込んでゲントが先制した。

1得点では安心できないゲント。前半のうちに点差を広げようと更に攻勢に。1点ビハインドのメヘレンの守備陣はゴール前に堅牢を作り、我慢の展開が続いた。

38分、組織的な守備でハーフウェーライン付近でボールを奪ったメヘレンは、右サイドへすばやく展開。オーバーラップしていたアサレの背後をMFスホーフスが取ると、サイドを縦にえぐってからクロス。中央のタンモンが潰れたが、ファーサイドから走ってきたMFニコラス・ストルムが押し込み、メヘレンが少ないチャンスで同点に追いついた。

徹底した堅守速攻で逆転

後半に入っても展開は変わらず、ひたすらカウンターを狙うメヘレンに対し、攻撃陣に人数を掛けて崩しにかかるゲントの展開に、しかし、攻勢に出るゲントは、メヘレンの術中にハマり、攻撃するたびにインターセプトでカウンターを狙われる展開に陥った。

62分、ゴールから35m付近からフリーキックのチャンスを得たメヘレンは、FWニコラス・ストルムが蹴ったボールを、センターバックのヘルマン・メラが頭で合わせて、メヘレンが逆転に成功した。

逆転されたゲントは、64分にスケに代えてデヤーゲレ、68分にデイヴィッドに代えてベズスを投入。右サイドで起点を作るデヤーゲレが、個の力で打開し、メヘレンは防戦一方に陥るものの、オランダ人GKミハエル・フェリプスがビッグセーブを連発。71分に前半からスプリントを繰り返していた、71分にストルムを下げて、元スウェーデン代表FWグスタフ・エングヴァリ、84分にスホーフスを下げて、35歳の大ベテラン、FWティム・マタイスを投入し、カウンターの脅威を与え続けた。

試合は堅牢を築いたメヘレンが逃げ切り、2-1で勝利。1986-1987シーズン以来、32年ぶり2回目のベルギーカップ制覇を収め、プロキシマムリーグ(2部)と合わせて、今季は二冠を達成した。

得点力不足はカップ戦でも…

PO1では未勝利で4位以内は絶望視される中、今シーズンは欧州カップ戦出場のためには、ベルギーカップ決勝での勝利が必須だったゲント。

勝利から見放されているが、アンデルレヒト戦、ゲンク戦と試合内容は良化していたゲント。この試合では、選手の個々の力で上回っており、ほとんどの時間は敵陣でのプレーだったが、アタッキングサードでは攻撃陣のかみ合わせが悪く、決定的なチャンスはほぼ作れず。リードされた後にデヤーゲレ、ベズスを投入し、決定機もいくつか演出するも、GKフェリプスを中心にゴール前に堅牢を築いたメヘレンを最後まで崩し切ることができず、屈辱の敗戦となった。

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