第23節 セルクル・ブルッヘ – シント・トロイデン

2019-01-30

前節はリンブルグダービーで破れたシント・トロイデン(STVV)と、守備陣の怪我人続出中で、メンバーのやりくりで苦労しているセルクル・ブルッヘが対戦。試合開催から少し時間が経っているので、手短にやります…。

フォーメーション

セルクル、STVV共にシステムは3-4-3。本来は4バックだが、メンバーのやりくりで苦労しているセルクルと、普段は3-1-4-2を採用するが、デ・ノーレ、ベズスと主力選手の放出が目立つSTVVが、ミラーゲームとなった。

前半はセットプレーでのゴールで1-1

同じフォーメーションだが、堅い守備からのロングカウンターを得意とするセルクルと、ベルギーの中ではポゼッションが高めのSTVVという構図。STVVは1トップのボリにボールキープと両サイドからのクロスでゴールを狙い、セルクルは自陣で守備を固めて、突破力に優れるトルマンとキリアン・アザールの個人技でカウンターを狙う試合となった。

34分、ゴール30m付近からフリーキックのチャンスを得たセルクルは、フランス人MFメルシエのキックから、DFオモロのゴールで先制。前節のオウンゴールの汚名返上になるゴールとなった。

しかし、STVVは38分にショートコーナーから、オランダ人MFエルトン・アコラツェのドリブル突破からのクロスに、キャプテンのMFジョルダン・ボタカが押し込んで、同点に追いつき、前半を1-1で折り返した。

フリーキックからSTVVが逆転

後半はお互いにカウンターの応酬となり、ゲームはオープンな展開に。47分、STVVが自陣からのカウンターでボリが運び、最後はデ・サールがシュートを放つが、セルクルGKナルディがセーブ。逆に50分にセルクルが、オモロとのワンツーから抜け出したトルマンがシュートを放つが、ボールは枠を捉えられず。59分にもセルクルがショートカウンターから、左に開いていたカルドナがシュートを放つが、STVVのGKステッペのセーブで得点にならず。両GKの活躍で勝ち越し点が決まらず。

64分、右サイドからのフリーキックのチャンスを得たSTVVが、鎌田のキックから、ボタカが折り返し、最後はFWヨアン・ボリが押し込んで、STVVが逆転に成功した。

失点後にセルクルが、鎌田からボールを奪ったルサンバが、ドリブルで中央を突破し、ミドルシュートが左隅に突き刺さり、セルクルが同点…と思いきや、VARと主審の協議の結果、鎌田からボールを奪った際に、セルクルのMFメルシエが足を引っ掛けてしまい、ファールの判定。ゴールは取り消された。

試合は、2-1でSTVVがかろうじて勝利。6試合ぶりの勝利で、順位は7位に浮上。セルクルは4試合勝利なし。

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