水曜日はゴールデンシュー発表

今週の水曜日の夜、アントワープ州の小さな町、プールスの「スタディオ100ポップアップ・シアター」で、第65回になるベルギーゴールデンシューが発表される。

ベルギーサッカー界で最も名高い個人トロフィーの「ベルギー・ゴールデンシュー」。2018年の最優秀選手に金色の靴が贈呈される。

今シーズンの大本命は、クルブ・ブルッヘ所属の26歳のMFハンス・ヴァナケン一昨年のホセ・イスキエルド、昨年のルート・フォルメルに続いて、3年連続でクルブの選手が獲得が有力視される。

2018年で40試合出場し、14得点17アシストを記録。194cmの長身のトップ下で、懐の深い高いキープ力とパワフルなシュート、巧みなパスセンスで2017-2018シーズンでは、リーグ最多得点のチームを牽引し、2シーズンぶりになるリーグ優勝を果たした。2018-2019シーズンの前半戦も10アシストと、リーグ最多。昨年8月には、ベルギー代表にも初選出され、今やリーグの顔として、たくさんのゴールを演出している。

対抗するのは、2018-2019シーズン前半の王者のゲンク。FWレアンドロ・トロサール、FWムブワナ・サマッタ、MFサンダル・ベルグ、MFアレハンドロ・ポズエロ、MFルスラン・マリノフスキーら、国外のクラブも注目する選手が名を連ねている。昨シーズンのプレーオフで活躍した、モロッコ代表MFメフディ・カルセラも得票を伸ばすと見られる。


最優秀監督候補は、昨シーズンの優勝監督のクルブのイヴァン・レコ。今シーズンの前半戦1位に導いた、ゲンクのフィリップ・クレマンが有力候補か。前半戦3位のアントワープのルーマニア人監督ラースロー・ボローニ、昨シーズンの受賞者でシャルルロワのフェリス・マッズ、そして前半戦6位のSTVVのマルク・ブレイスも得票を伸ばすと見られる。


最優秀ヤングプレーヤーは、激戦区になる模様。クルブのブラジル人FWウェズレイ・モラエス、ゲンクのノルウェー代表MFサンダル・ベルグ、スタンダールのマリ代表MFムサ・ジェネポ、アンデルレヒトからFWランドリー・ディマタ、MFアレクシス・サーレマーケルスなどが候補に上がる。

最優秀GKは、クリーンシート数最多のアントワープのトルコ代表GKシナン・ボラトが最右翼。他の候補として、ご存知、スタンダールの正GKギジェルモ・オチョア、今冬にコルトライクからゲントへ移籍した、元代表GKトーマス・カミンスキー、昨年8月に代表初招集されたワースラントのGKデヴィ・ルーフ、ベルギー代表への招集が噂された、オイペンのGKヘンドリク・ヴァン・クロムブルッヘなどが得票を伸ばすと見られる。

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