レナト・ネト、1年半ぶりの復帰

26日に、ベルギーリーグ第12節、ゲント-シャルルロワ戦が行われ、ゲント所属のブラジル人MFレナト・ネトが、後半アディショナルタイムに、MFブレヒト・デヤーゲレと交代出場し、1年半ぶりに戦線復帰しました。

2017年5月21日に行われた、ベルギーリーグプレーオフ1最終節のクルブ・ブルッヘ戦を最後にピッチを離れた、ゲントの背番号10、レナト・ネト。2016-2017シーズン終了後に、イングランド・プレミアリーグに昇格した、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンへの移籍が決定していたが、メディカルチェックで膝の負傷が発覚し、移籍が取りやめになりました。ゲントに残ったレナト・ネトは、長年故障に悩まされていた膝の手術を受けることになりました。

2017-2018シーズンは、一度もベンチ入りすることなく、リハビリに努めていたレナト・ネト。今シーズンも序盤からベンチ入りすることはなかったが、9月末のSTVVとの練習試合に出場し、1ゴールを決めると、第12節のシャルルロワ戦に久々に招集メンバーに加わりました。

チャクヴェタゼの2得点により、2-1でリードしていたゲントは、後半アディショナルタイムに、足を攣ったブレヒト・デヤーゲレに代わり、レナト・ネトを投入すると、ホームのゲラムコ・アレナのサポーターは大歓声を上げて、背番号10の帰還を讃えました。約1分での出場で見せ場はなかったものの、1年半ぶりにピッチに戻ってきたレナト・ネトは、ホームの大歓声に応えていました。

入れ替わりが激しいゲントにおいて、2013年から所属するレナト・ネトは、キャプテンのナナ・アサレと共にチーム最古参で、2014年5月まで使用したユレス・オッテンスタディオンで、ゲントの選手としてプレーした数少ない選手の一人です。セルクル・ブルッヘやスポルティング・リスボンでは、主にトップ下でプレーしていたが、ゲントではディフェンシブハーフを主戦場としています。フィジカルが強く、鋭いパスと飛び出しで攻守ともに貢献するブラジル人MFは、ベルギーリーグ屈指のセンターハーフとして名高く、2015-2016シーズンにベルギーリーグ初優勝、翌シーズンのUEFAチャンピオンズリーグベスト16進出に大きく貢献しました。

現在のゲントは、ベルギー代表のMFビルゲル・ヴェルストラーテを始めに、ヴァディス・オジジャ、アンダーソン・エシティなど実力者が揃い、ポジションを奪い返すのも一苦労しそうです。しかし、今月から就任したイェス・トールップ監督の下、序盤の躓きから巻き返しを図るゲントにとっては、心強い「ボス」が帰ってきました。今後も期待したいです。

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