前ハンガリー代表監督のベルント・シュトルク、ムスクロンの新監督に

現在、開幕6連敗で最下位に低迷する、ロイヤル・エクセル・ムスクロンは、8月30日に、フランク・ドゥファイ氏を解任。9月2日に前ハンガリー代表監督でドイツ国籍のベルント・シュトルク氏が就任しました。

55歳のシュトルク氏は、80年代にボーフムとドルトムントでプレー。引退後はドイツの各クラブでアシスタントコーチを務め、2008年にはカザフスタン代表監督に就任。オリンピアコス、ハンガリー代表の育成年代で監督を務め、2015年にハンガリー代表監督に就任。44年ぶりのEURO出場に導き、下馬評では最弱候補とされたハンガリーを、グループリーグでオーストリアを破るなど好成績を収め、ベスト16に進出しました。

1986年W杯以来のW杯出場を目指したが、ポルトガル、スイスがいる組を突破することができず。2017年6月のアンドラ戦での敗戦も響き、2017年をもって退任となりました。(後任は元ベルギー代表監督のジョルジュ・レーケンス)

主力選手が引き抜かれ、思うようにチームを作れないムスクロン。若手育成に定評があるシュトルクは、全敗のムスクロンを復調させることができるのか、期待がかかります。

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