第25節 クルブ・ブルッヘ – シャルルロワ

日曜日に行われた首位攻防戦、クルブ-シャルルロワの対戦です。勝ち点差は大きいが、プレーオフに向けて差を詰めたいシャルルロワと、首位ながら失点増が深刻なクルブの対戦です。

スターティングメンバー

クルブはCBを今冬に獲得したショルツとミトロヴィッチがスタメン。不調のデンスウィルがレギュラーから外れました。試合ごとにシステム変更が多い、戦略家のフェリス・マッズが率いるシャルルロワは、4-3-1-2のフォーメーションを採用。アンカーにはセンターバックのマルトスが入り、FWはポレとベディアのコンビ。チーム得点王のイラン代表FWカヴェー・レザレイはベンチスタートです。

ハイライト

 

レビュー

攻撃時は5トップのような形になる分厚い攻撃を仕掛けるクルブと、様々なフォーメーションに可変しつつも、ピッチ上を自由に動き回るペルー代表MFクリスティアン・ベナベンテを軸に、流動的なサッカーを仕掛けるシャルルロワ。ポゼッション重視のクルブに対し、カウンターが得意のシャルルロワと、お互いが噛み合った試合展開になります。

23分、右サイドから攻めるシャルルロワ。マダガスカル代表MFマルコ・イライマハリトラが一度はボールを奪われるが、ボールを取り返して、そのままミドルシュートを放ち、シャルルロワが先制点。だが、25分にクルブが左サイドでボールを受けたMFアントニー・リンボンベがカットインからミドルシュートを決めて、クルブが同点に。しかし、31分にシャルルロワが左サイドにポジションを移したベナベンテのカットインから、バイタルエリアにあがってきたMFガエタン・ヘンドリックスがミドルシュートを決めて、シャルルロワが勝ち越し、前半は1-2でシャルルロワがリードします。

後半に入り、50分。中央30m付近でボールを受けた、MFハンス・ヴァナーケンが、FWウェズレイとのワンツーを受けて抜け出すと、相手GKペヌトゥーとの1対1を制して、クルブが同点に。更に76分には、クルブの右ウイングバックのディオン・コールスが右サイドを突破すると、相手のマークを外したウェズレイが、ダイレクトで合わせて、クルブが逆転します。

しかし、シャルルロワは80分、右サイドのギリシャ人DFステルゴス・マリノスの縦パスを受けた、途中出場のレザレイが、ベナベンテとのワンツーから抜け出すと、相手GKガブロフとの1対1を制して、シャルルロワが同点に。試合は3-3の打ち合いで引き分け。

首位ながらも深刻な守備難に喘ぐクルブ。これで5試合連続で2失点以上を喫することになりました。対する2位シャルルロワは3試合連続の未勝利で、足踏みが続いています。

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